LEKU ONA

エンジニアしたり野鳥を見たりマンガを描いたり

YAPC::Asia Tokyo 2015に行ってきたよ

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YAPC::Asia Tokyo 2015(8/22)に行ってきました。yapcasia.org



Perlはほぼ書いたことがないので(PHPRubyの人)、YAPCにはなかなか参加できないでいたのですが
YAPC::Asiaは今回が最後だということで、思い切って行ってみました。


結論から言うと 凄い楽しかった…!

様々な知識を得ることが出来たのは勿論のこと
何より登壇している方、スタッフの方、参加している方
皆楽しそうであったのが素晴らしい。祭り感最高であった。

みんなPerl大好きなんだな!

聞いたトーク

  • Mackerel開発におけるScalaとGo、そしてPerl - YAPC::Asia Tokyo 2015
    参照:Mackerel開発におけるScalaとGo、そしてPerl

    Mackerelの開発環境などは以前聞いてた。というのに気が付いたのだけど
    一つのプロジェクト内で、適材適所に複数の言語を選択するというのは大変興味深かったです。
    Goは常駐プロセス向きとか それぞれの特徴に合わせて。
    他、中核は堅固な言語、ユーザ周り・デザイナーさんも触るような場所は 柔らかい言語がよいのかな。
    という印象を受けました。

    質疑応答でもあったけれど、属人化になりがち、というのが気になる点でしたが
    知識のない言語でも レビューしてもらう、勉強してもらうというのは技術向上にもなりそう。

    気になったメモ
    ※自動化機構って負債になりやすい → ツールをテストする、というアプローチが必要
    Scalaコンパイル20分!そんなにかかるんだ。
    ※35才の誕生日にお子さんが生まれる→おめでとうございます

  • サーバーサイドエンジニア(特にPerl)のためのiOSアプリ開発入門 - YAPC::Asia Tokyo 2015
    Swift2.0触り始めてるので聞きたかったお話。
    (説明ページだとObjective-Cかな?と思ったが実際はSwiftだった)
    ライブコーティングがちょこちょこ問題でてて大変そうだった。互換問題が色々あるのかな。
    画面遷移がストーリーボードで簡単に指定できるのいいな、である。

    Xcode betaは無料で実機で動かせる(まじか)
    ※はじめは小さいアプリを沢山作るほうがいい
    ※色んな人に見てもらったりして承認欲求を満たすんだ

  • Adventures in Refactoring - YAPC::Asia Tokyo 2015
    大変分かりやすい リファクタリングについての話。聞けてよかった。
    同時通訳すばらしかった。ありがたい。

    何故リファクタリングするのか。
    単純に「ソースをきれいにする」をリファクタリングの理由にしてはいけない
     → パフォーマンスが向上すること
     → エンジニアが幸せになるってことも大切

    リファクタリング前後で結果が変わってはいけない
     → その為には テストがあることが大切
     → 質疑応答でテストコートが無い、仕様書が無い場合で 現状の正しい振る舞いが分からないときは?という質問があったが
     「まずテストを作る」という答え(が、がんばる…!)

    スタイルガイドを作る
     → 議論があった時の指針にもなる

    一番印象に残ったのは
    リファクタリング中はバグを直してはいけない

    基本の基本だけど、直したくなるものだよね。


  • サンタクロースを支えるIT技術 - YAPC::Asia Tokyo 2015
    参考:サンタクロースを支えるIT技術 @M_Ishikawa #yapcasia

    「エンジニアとしてボランティアに参加する」
    という考えがまったく無かったので、とても興味深いお話。

    なつかしのレンタルサーバの話から、モチベーションをどうやって維持していくかなど。
    プロボノ(pro bono)」
    自分もどこかに参加してみようかなと思ってます。


  • 辛いことをやめる!から始まる業務改善とInfrastructure as Code - YAPC::Asia Tokyo 2015
    参考:
    YAPC::Asia Tokyo 2015で開発・運用業務改革に関する発表をしてきました&感想 #yapcasia #yapcasiaE | こえむの編集後記

    辛いことを乗り越えるために
    どう業務改善を行っていくか、という心得。

    敵を作ってはいけない」という言葉が心に刺さるのであった…反省を含め。

    新しいことを導入、改革をしようとすると抵抗勢力がある
    → 動いているものを変えることにより、不安定にならないか、という不安から。

    抵抗勢力には敵対するのではなく
    これを変えると良くなる。どう良くなる?を明確に伝える。

    敵を作ってもいいから変革をする人がいるが
    それでは 受け入れられない。。
    それではだめで、「みんな仲良く」みんなに受け入れられることが大切。

    現状とゴールを比較して ギャップを認識すること。
    何が問題か特定する
    難易度とコストで比較し、難易度を確認する



    それと
    重要な人を巻き込んでいくといい → CTOの承認を得よう

    変えなきゃいけないという情熱だけでは 変えることはできない。
    組織全体に 変えなきゃいけないんだ、と形だけでも認識してもらわないといけない

    CTOの承認を得る・お隅つきをもらうということは、会社全体としての作業となる。
    一人だけで頑張ると「あなたが勝手にやってることでしょ」になってしまう。
    (改革についてはトップダウンのほうがやりやすい)


    ※登壇者の方の声が優しくて素敵なので、これは説得されるわーと思った。


一日聞いていて凄い密度だったけど、まだまだ沢山聞きたかった。
録画配信されるのかな。スライドも探してみようと思う。


LTで印象深かったもの



LT好きだ。おかしいあの雰囲気好きだ。


まとめ

perlだけに限らず色んなジャンルの話が聞ける 懐の深さ。
もっと早く参加しておけば良かったなあ。過去のYAPCあるあるネタも分からなかったし…。

最初で最後の参加になってしまったのは残念ですが、
何かしらこの思いは続いていくのかなあ、という終わり方でした。

運営の方々、ありがとうございました。お疲れ様でした。





おまけ

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配布されていたノベルティのバッグ かわいい。 書いてある数字から、Livesenseのノベルティ?

凄い楽しかったので、今後色々他のカンファレンスにも行ってみようと思う。


実現したら行きたい。builderscon.io