LEKU ONA

エンジニアしたり野鳥を見たりマンガを描いたり

社内SEでリモートワーク5年目のはなし

この記事は、リモートワーク Advent Calendar 2015 の19日目の記事です。

www.adventar.org

自己紹介

id:背景色と申します。
リモート勤務 5年目、某小売企業内で社内SEをしています。

社内SEについて、または自分の働くことへの考え方はこちらをご覧下さい。

back.hatenablog.com


リモート勤務になった経緯

という感じで。
わりとあっさり、通常勤務からリモート勤務に変わりました。
理解ある上司でよかった。
 



ちょっと違うリモート勤務

私の働き方は、一般的に想像されるリモート勤務と、少々異なっています。


本社の通常勤務と同じ時間に
HipChatやskypeなどの動画会話のツールを立ち上げて「おはようございます」
定時になったら、「おつかれさまでしたー」とツールを落として、お仕事終了。

という、場所が違うだけで、他は通常勤務とまったく同じ「そこにいる」働き方をしています。
同僚達も 隣の席に働きかけるように画面ごしに声を掛けてもらいます。


なぜこんな、時間の融通のきかない働き方をしているかというと

私以外、大半が本社での通常勤務なので
同じ時間に働いたほうが、コミュニケーションがとりやすいのですね。

もしかしたら、リモートの良さが半減しているのかもしれませんが
決まった時間に仕事をするほうが、メリハリがつくので やりやすいし
リアルに音声と表情でコミュニケーションが取れることによるメリットも大きいです。




リモートワークアドベントカレンダーの17日目の記事にも
同じ時間帯で働く事について書かれていますね。
kuranuki.sonicgarden.jp



リモート勤務のメリット

満員電車の通勤が無い
通勤時間が0分であること。まずはこれに尽きると思います。
たまに運悪く休日に満員電車に乗ってしまうことがありますが、あれは本当につらいしかない。


病気にかかりにくい
満員電車に乗らず、人ごみにも入らないようにしていると
風邪がうつる可能性がかなり減りました。
この5年間、病欠ってしたこと無いんじゃないかな。



リモート勤務のデメリット

運動不足
通勤が無いだけで人はこんなにも太るのか…と、体重計を見て何度思ったことか。
週三回ジムに行くことで、なんとか均衡を保ってます。
スタンディングデスク欲しい。


コミュニケーション不足による 情報不足
上記のとおり、出来るだけコミュニケーションを取るようにしているのですが、
「なんとなく職場のどこかから聞こえてくる声」は聞こえないので
気をつけないと情報が漏れていたりします。

通常必要なことは、もちろん伝達するけれど、
日常会話でぽっと出た話が、実は重要だった。…みたいな。

自分から情報を取りにいくために、画面越しでも日常会話に混ざったり
情報をできるだけ文章化して共有できるような仕組みを整えたり
色々試していますが、これはまだまだ課題が残っています。



5年間やってみて

もう、この働き方が当たり前になりました。
デメリットに上げた部分も、5年もやっていると なんとなくコントロール出来てきますし
思い切って、リモート勤務申請をして良かったなあと思います。


IT企業でのリモート勤務は、当たり前のようになってきましたが

私のように、ガチガチのIT企業じゃない
メールもうまく使えない人がいる(いるんです…)中小企業でも
周りの方の理解と、自分の頑張りで
「場所がちょっと違うだけだよリモート勤務」はできるので

もっともっと広まると良いなあ、と思います。